2016年6月26日日曜日

守谷海水浴場#1

消息を絶ったレーサーたちを探しトンネルに迷い込んだ風見を改造されたレーサー地獄部隊が襲う。
襲われたレース場(稲城市のトミナガオートランド)から追われてきた海岸の岩場は千葉市勝浦の守谷海岸。海水浴場の東側の平坦な岩場で訪れた春先も磯遊びに興じる家族連れで賑わっていた。
対比の写真でアングルのズレのせいもあるが岩場の侵食が進んでいるように見える。
カットが多かったので続きます。

2016年6月24日金曜日

外房黒潮ライン

風見らを探すライダー隊を乗せた藤兵衛の車は海岸線を走る。
第10話冒頭のこのシーンは外房黒潮ライン沿いの2箇所。最初の海岸沿いの道は9話10話の房総ロケの中でも最も東側で御宿海岸の端、岩和田海水浴場あたり。
続くシーンは先ほどのカットから道沿いに3kmほど西の部原海岸。背後に見えるトンネルは魚見隧道。ここはライダー61話、84話にも登場、特捜最前線の勝浦ロケでも使われているのを確認したので東映の定番スポットなのかも。
9話のこのカットも部原海岸。恐らく海岸沿いにある瀧口神社の参道脇からの撮影。
 神社の少し小高い位置からのアングルだが海岸側にも建物が建ち見通せないので砂浜まで降りると東側に見える御宿の岬の突端の形状が一致するのが判る。
 庚申塔のような柱は観光用の看板だろうか。現在はそれらしいものは何も無かった。
 恐らく同一と思える参道の松の木が現在も残る。
右端に見切れる岬は勝浦側の八幡岬。
 瀧見神社

2016年6月23日木曜日

勝浦灯台

カミソリヒトデに捉えらた純子とシゲルの前に手が出せないV3。
劇中、流ヶ崎灯台の名で登場する場所は勝浦市の南側、八幡岬のひらめが丘に建つ勝浦灯台。
現在は無人の施設の為、敷地内の建物はほぼ建て替わっている。
 灯台の上には登れないので前の空き地からアングルを合わせて。

 灯台の前には車を止めるスペースは少ないが、近くの官軍塚に広い駐車場があり歩いていける。この辺りは仮面ライダー第84話でバイクのチェイスシーンなどで使われた事もある。
灯台前から。70mの崖の上に立つのでこの眺め。灯台の上に登った純子たちの見晴らしはかなり良かったに違いない。
この門から10数mほど歩く。灯台の敷地内は公開されておらず立ち入る事は出来ない。
灯台前の看板

勝浦灯台
299-5232  千葉県勝浦市川津
交通アクセス:勝浦駅から徒歩で25
大正62月、海抜70メートルの「ひらめヶ丘」に建設。灯高21m、光度14万燭光、光達距離41km

2016年6月22日水曜日

小湊水族館

風見らを探すライダー隊を乗せた藤兵衛の車は霧で道に迷い怪しい洋館にたどり着く。
この特徴のある建物は第9話のロケ地となった行川アイランドの西側、内浦湾のほとりにあった昭和7年創設の小湊水族館(小湊実習場)。この建物自体は航空写真で年代ごとに見ると90年代前半までは存在していたようだが建て替えられて現在は千葉大学海洋バイオシステム研究センターとなっている。(その一部としてこみなと水族館の名で同所に存在している。*一般見学可)
絵葉書に残るほど対岸にある誕生寺と共に昭和初期から観光名所だったようだが高度経済成長期には近隣に行川アイランド、鴨川シーワールドなどが相次いで開業し客足が減少していったのだろうと推測出来る。
現在の建物。心なしか配色などに往時の雰囲気を踏襲しているようにも見える。
 建物前から内浦海水浴場方向。
ライダー隊の車越しに見える辺りは対岸の現在ホテル吉夢が建つ辺りでその右側には誕生寺がある。対比の現在の写真で周囲の建物と比較して一際大きな誕生寺の瓦屋根が見えるだろうか。
霧の中という設定でソフトフォーカスな画像な上に周囲が映り込む引きのカットがないのでこの魅力的な建物が映らないのが残念。ただ、V3より遡ること15年前に日活映画石原裕次郎の「嵐の中を突っ走れ」にて同所が登場。ダイスの眼さんのブログ「投げたダイスが明日を呼ぶ」にて検証されています。この方のブログ、日活アクション映画から東映特撮のロケ地検証もされていて筆者も参考にさせていただいています。