2020年11月20日金曜日

相模原メモリアルパーク

河合博士一家が連れてこられたのは相模原メモリアルパークの東側にあった採石場。現在はこの部分も墓地になっている。
第8話冒頭のナイフアルマジロ戦は夢の島で撮影されているが爆発シーンのみここで撮影されている。
中央あたりの升目になっている部分が既に墓地が整備されていた部分。その右側が撮影に使われた採石場。



 

横浜 元町

健一がいなくなったと知らせを受けた風見はみどり学園に向かう。
風見が走る道は横浜外国人墓地沿いの山手本通り。現在では同じ位置からではマリンタワーが見通せない。
当時のままの鉄さくが木々の間から覗く。
右手には老舗のフランス料理店が入るビルがある。
次のカットで風見が走っているのは横浜マリンタワー南側の水町通り。右後方にある建物は歴史のあるホテルニューグランドだがリフォームの際に老朽化か上層階部分が撤去されている。
耐震補強で一回り太くなっている横浜マリンタワー

大磯海岸

首領をかばった結城を責める風見だったが…
2人が話していた砂浜は平塚の大磯ロングビーチ西側辺り。劇中映像では曇っていて確認出来ないが晴れていれば海岸線の先には箱根あたりの稜線が見える。

2020年11月10日火曜日

山下公園

ハーモニカを吹いて亡き妹との思い出を浮かべる風見
思い出のシークエンスは山下公園で撮られている。噴水は周囲が映らないが恐らく山下公園のもので噴水の「水の守護神」像の台座部分だけ確認出来る。
学生服姿でハーモニカを吹く風見の後方は当時から係留されている日本郵船氷川丸。デッキの仕様が当時と今では改修されている。 


港の見える丘公園 #1

孤児仲間から嘘つき呼ばわりされ盗みの疑いを掛けられた健一は丘の上の公園で亡き両親を想い出していた。
ここは港の見える丘公園の展望台。首都高が通り大きく変貌している街並みだが背の高いマンション、アイビスハイツ山下公園が現存している。
パンする瞬間に映る山下埠頭。現在ここに映るいくつかの倉庫建屋は消失してしまい、替わりに動くガンダム像が建設中である。(2020年11月現在)
当時は大桟橋や氷川丸が見通せたが土手の木が育ってしまいこの通り。健一が立っている場所では既に何も見えなくなってしまっているのでもう一段上にウッドデッキが設けられた。この写真を撮った時点では観光客が眺望を楽しめたが床板の腐食で抜けてしまい現在立ち入れない状態だ。
海を見つめる健一の後方に見えているのは東洋信号通信社の建物。見通しのきく木立の抜けた角度から撮っているので若干アングルが異なる。
木立の先には横浜マリンタワーが。トラス状のタワーは補強されて一回り太くなり配色が変わるだけでいくらかモダンに見える。
1973年時点では横浜ベイブリッジの先、大黒埠頭はまだ埋め立ての最中で薄らとしか確認出来ない。
現在この区画には立ち入れずアングルが少しずれるが鉄製の手摺りが当時のままなので位置関係がよくわかる。
健一のハーモニカの音に近づく人影が。
当時のこの階段の位置はウッドデッキが設けられた際に地形が変わり段差が無くなっている。
カメラ位置に回り込めないので止むを得ず劇中の風見の背後の段差の上辺りから同じ方向を撮っている。
風見の後方はKKRポートヒル横浜。
健一の身の上を聞いて自身を重ねる風見
風見の背後の鉄塔は東洋信号通信社のアンテナ



2020年11月7日土曜日

精進湖湖畔

湖畔の洞窟でショッカー怪人が眠っているのを発見したライダー隊員正太郎の連絡を受け現地に向かう風見
この道路は劇中のセリフにあるとおり精進湖の外周、山梨県道706号精進湖畔線。湖南西側のキャンプ場がある辺りだと思われる。
現地に急ぐ風見が通過するトンネルは先と同じく精進湖畔にある旧宇の岬隧道。すぐ脇に新トンネルが造られこちらは塞がれてしまった。脇に精進ホテルの看板があるが既に廃業して何年か経っている。

あとがき
トンネルの写真で写り込んでいる赤いTシャツの人物はこの日現地を案内してくれた友人の吉田文男氏。以前の記事にも少し彼のことを書いた事があったが私より少し年上の彼にはいろいろよくしてもらい何度か一緒にロケ地巡りをしたりする仲だったが残念ながら2年前に病気で亡くなってしまった。彼の写り込んでいないトンネルの写真もあったがこの日の思い出として掲載写真に選ばせていただいた。彼に探して欲しいと言われたいくつかのロケ地、まだ見つけきれず宿題として残しているのでいつか報告出来る日が来る日を願っている。

2020年11月2日月曜日

富士急ハイランド社員寮

 ハリフグアパッチの魚雷が船を沈めるのを目撃したライダー隊員の少年は本部に連絡をする。
少年が立っていた場所は富士急ハイランドに隣接した旅館富士荘という建物のコンクリートブロック製の門柱の前。

風見が走ってくるのは現在のハイランドドミトリー(富士急社員寮)の前で、当時も恐らく同様の社員寮だったのではないかと思われる。
今回、特定の糸口となった2棟の建物の間に確認出来る赤い構造物。東富士五湖道路の高架でちょうど富士急行線と交差する部分のみ赤い鉄骨になっていたようだが現在はクリーム色に塗り替えられている。

出典:仮面ライダーV3 第19話「ハリフグアパッチの魚雷作戦!!」

2020年9月20日日曜日

東京多摩調理製菓専門学校

 デストロンのアジトから逃げ出したはずの男は警察署に保護されたものの身柄を拘束され病院へと連れ去られる。
男が収容されていた城北警察署の外観は多摩市関戸にある東京多摩調理製菓専門学校(当時は多摩調理師専門学校)の校舎が使われている(劇中の台詞では八王子となっている)。劇中に映る玄関周りは大幅に増築されていて一見では同じ場所とは気付きにくい。建物越しに確認出来る信号は川崎街道の現在の聖蹟桜ヶ丘駅東。

デストロンが変装した怪しげな救急隊員。
同じカメラ位置からでは見通しが聞かなかったので少しずれた位置から撮影。先に見える丘陵地は同市の連光寺方面。
デストロンの暗号通信をキャッチして駆けつけた風見
玄関周りの増築部分とは異なり手前(画面左側)の外階段は当時の意匠を残している。階段に沿った配管も当時と同じ位置に。
救急車を追跡する風見
風見が走っているのは川崎街道の聖蹟桜ヶ丘駅東付近。望遠レンズの圧縮効果で後方の日野市百草辺りの丘陵地が随分近く、大きく映り込む。風見の後方に見えているビルは城北警察署のカットで隙間から見えていたビルと同一だろう。
当初、城北警察署の建物を川崎街道を走っていることからこの多摩市関戸付近だろうと推測し多摩調理製菓専門学校を最初に疑ったが校舎の増築に気づかず特定に至っていなかった。最近になってロボット刑事第25話に同校が使用されているのを発見、HIDE男氏より実は城北警察署が同じ場所だったと言う情報を得て早速現地確認に赴いた次第である。私にしてもHIDE男氏にしてもある意味コロナ自粛がロケ地特定に導いたと言えなくも無い案件だった。
ロボット刑事では河合病院として登場。V3よりも使用カットが多く周辺の様子が確認出来る。





2020年8月27日木曜日

河口湖

拉致された少年ライダー隊員のタカオの捜索中にデストロンの基地に潜入した風見。毒ガス作戦を追って地底運河へ…
地底運河を抜けた先はV3のセリフにある通り河口湖。湖の東側、平浜付近で撮影されている。
湖に浮上したV3の背後に見えるのは河口湖大橋(1971年完成)。
ハリケーンで毒ガス作戦を追うV3
ハリケーンが走るのは県営平浜駐車場の敷地
V3の右側に見える白い建物の旅館河口湖芙蓉荘がそのまま現存している。