2020年9月20日日曜日

東京多摩調理製菓専門学校

 デストロンのアジトから逃げ出したはずの男は警察署に保護されたものの身柄を拘束され病院へと連れ去られる。
男が収容されていた城北警察署の外観は多摩市関戸にある東京多摩調理製菓専門学校(当時は多摩調理師専門学校)の校舎が使われている(劇中の台詞では八王子となっている)。劇中に映る玄関周りは大幅に増築されていて一見では同じ場所とは気付きにくい。建物越しに確認出来る信号は川崎街道の現在の聖蹟桜ヶ丘駅東。

デストロンが変装した怪しげな救急隊員。
同じカメラ位置からでは見通しが聞かなかったので少しずれた位置から撮影。先に見える丘陵地は同市の連光寺方面。
デストロンの暗号通信をキャッチして駆けつけた風見
玄関周りの増築部分とは異なり手前(画面左側)の外階段は当時の意匠を残している。階段に沿った配管も当時と同じ位置に。
救急車を追跡する風見
風見が走っているのは川崎街道の聖蹟桜ヶ丘駅東付近。望遠レンズの圧縮効果で後方の日野市百草辺りの丘陵地が随分近く、大きく映り込む。風見の後方に見えているビルは城北警察署のカットで隙間から見えていたビルと同一だろう。
当初、城北警察署の建物を川崎街道を走っていることからこの多摩市関戸付近だろうと推測し多摩調理製菓専門学校を最初に疑ったが校舎の増築に気づかず特定に至っていなかった。最近になってロボット刑事第25話に同校が使用されているのを発見、HIDE男氏より実は城北警察署が同じ場所だったと言う情報を得て早速現地確認に赴いた次第である。私にしてもHIDE男氏にしてもある意味コロナ自粛がロケ地特定に導いたと言えなくも無い案件だった。
ロボット刑事では河合病院として登場。V3よりも使用カットが多く周辺の様子が確認出来る。