2024年2月28日水曜日

こどもの国 キャンプ場

襲って来た怪人を追って行った先は横浜のこどもの国内にあるキャンプ場。現在は野外炊事場と看板が掲げられている。
戦闘員を押さえつけている煉瓦張りの構造物は窯場
キャンプ場の様子を写した絵葉書(年代不詳)
ハサミジャガーを追って行く段状になった場所は窯場の先にるテントを張る為のスペース
出典:仮面ライダーV3 第話 毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月24日放送

2024年2月19日月曜日

旧ランド坂

ツバサ大僧正を倒し去って行くV3
ハリケーンが走って行く坂道はよみうりランドの稲城市側にあったよみうりランド通りの坂道、通称「ランド坂」。矢野口の大規模な開発で谷が埋め立てられ道の区画が変更、24年1月29日に新道が開通した。
旧道となるヘアピンカーブになった坂はゲートによって閉ざされている。
ゲートの合間から覗いてみた。
カメラがパンした先にはヨロイ元帥のシルエットが。ヨロイ元帥が立っているのは当時のよみうりランドのゲートに隣接した駐車場の端。現在は温浴施設「丘の湯」が建っていたがこちらも1月で営業終了、今後は改装されて中華料理店として利用される事が決まっており建物は存続するそうだ。
開通した新道。今後は此処に読売巨人軍の球場、水族館等が作られるそうだ。
出典:仮面ライダーV3 第40話「必殺!V3マッハキック!!」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年11月17日放送

2024年2月9日金曜日

二ヶ領宿河原堰堤

最後の猛攻を掛けてきたデストロン。再生怪人軍団に襲われる少年ライダー隊員たち
怪人に襲われていたのは多摩川の宿河原堰堤。映り込んでいた堰は放送から7ヶ月後に起きた彼の多摩川水害の自衛隊の爆破で半壊、その後もたびたび改修を受け2012年の改築で堰堤の位置自体が数十mほど下流に移築された。よって撮影に使われた川床ブロックがあった位置は現在の堰が建っている辺りになる。対比の写真は実際の場所より若干下流の降りる事が出来る場所で撮影している。
このブログを書いている本日2月9日は以下にも記載している通り第52話が放送された日、最終回50周年記念日である。今日までに全ロケ地を紹介しきれなかったのは残念だが引き続き宜しくお願いいたします。
出典:仮面ライダーV3 第52話「デストロン最後の日」 毎日放送/東映/石森プロ 1974年2月9日放送

2024年2月7日水曜日

家、ついて行ってイイですか?

去る2月4日に放送されたテレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」にスタッフが偶然街で出会った市井の人として仮面ライダーV3からストロンガーまでバイクスタントを務めた熊沢敏明氏が出演されていた。番組スタッフを自宅に招き入れた熊沢氏が現在の生活を語りながらスタントマン時代の思い出を辿る。その時、自宅に飾られたオートバイライダー時代の写真の1枚が稲城市のモトクロスコース、トミナガオートランドで撮られた物だった。
トミナガオートランドは映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」OPの3人ライダーのジャンプシーンなど頻出のロケ地で、先日の番組中でも熊沢氏の自宅にこのジャンプシーンの写真が飾られているのを紹介していた。氏はオートバイライダーとしても仮面ライダーとしてもこの同じサーキットを走っていたという事になる(もちろん番組中ではそこまでの言及は無いが)。

両サイドの木立ちやコース脇の盛り上がる地形を見るとお分かりになると思うが、お立ち台に立つ熊沢氏の写真とこのジャンプシーンはカメラの方向的には同じだと言える。









出典:家ついて行ってイイですか?テレビ東京 2024年2月4日放送

伊豆海洋公園ダイビングセンター前

ドリルモグラに囚われた純子を救う為、伊豆城ヶ崎へ急行するV3
V3が走っていたのは伊豆海洋公園ダイビングセンター前の道。当時、道の両脇に植えられていた人の背丈程だった棕櫚の木が現在は10m以上に育っている。
出典:仮面ライダーV3 第12話「純子が怪人の花嫁に!?」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年5月5日放送

大室山外周

純子を拉致したドリルモグラは風見を誘き出す
指定された伊豆の城ヶ崎へ向かう風見が走っているのは伊豆大室山の北東側、伊豆シャボテン動物公園近く。画面左側が大室山、右側がシャボテン公園。
続いて映し出されるのは南西側の遠笠山富戸線。道の先に見えているのが大室山の稜線。
シリーズ初登場となる風見志郎お得意の手離し運転しながらの変身は先のカットと同じ遠笠山富戸線の大室高原信号の西側で先ほどのカットとは逆方向に走っている。当時、信号は無かったが青い指定方向が進行禁止の標識は同様の位置にあった。
変身後のカットは確証は無いが地形から判断して伊豆グランパル公園(当時は伊豆コスモランド)の西側ではないかと思われる(現在検証中)。
出典:仮面ライダーV3 第12話 「純子が怪人の花嫁に!?」毎日放送/東映/石森プロ 1973年5月5日放送

2024年2月5日月曜日

遠笠山富戸線

デストロンに乗っ取られた病院から脱出した藤兵衛だったがテレビバエの洗脳にかかってしまう。立ち塞がるイカファイアを退け藤兵衛の乗った車を追うV3。
ハリケーンが走っている道は伊豆の遠笠山富戸線、大室山の西側辺り。以前に仮面ライダー第63話「怪人サイギャング 死のオートレース」にてレースシーンで使われていた実績がある。
続くカットは同じ通りを500mほど東に行った先で第4話で記憶を失った藤兵衛が彷徨っていたのと同じ場所
走り抜ける際に遠方に見える黒い山陰が通りの名にも付いている遠笠山の稜線。
出典:仮面ライダーV3 第3話「死刑台のV3」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年3月3日放送

2024年2月4日日曜日

門脇崎

カメバズーカに内蔵された核爆弾から東京を守るためにカメバズーカと共に太平洋に散ったダブルライダー。2人が生きている事を信じデストロンと戦う事を誓う風見と藤兵衛だった。
藤兵衛たちが立っているのは伊豆城ヶ崎海岸に連なる岬の一つ、門脇崎。頻出のロケ地門脇吊り橋の南側の袂にある。背後に見える灯台は同じ岬に立つ門脇埼灯台だが平成7年に改築、展望台が設置され一回り大きくなった。
水平線の先に見えるのは伊豆大島
出典:仮面ライダーV3 第3話「死刑台のV3」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年3月3日放送

2024年2月2日金曜日

城ヶ崎海岸近くの道

アジトを脱出した中原博士が車を走らせていたのは城ヶ崎海岸近くの道
車が走り抜ける際に左に映り込むコンクリートの擁壁と石垣が現存している。
走行中の車中のシーンも同じ道での撮影。一区画先に建つ民家(画像左端の屋根)が現存しているのが確認出来る。
出典:仮面ライダーV3 第11話「悪魔の爪がV3をねらう!!」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年4月28日放送

城ヶ崎

デストロンに捕らえられ怪人の改造手術を強制された海洋生物学の権威中原博士は隙を見てアジトを脱走するが…
アジトから抜け出た岩場は伊豆城ヶ崎海岸
処刑を命ぜられ博士を追ってきたピッケルシャーク
上陸してきた岩場は伊豆海洋公園の岩場。
出典:仮面ライダーV3 第11話「悪魔の爪がV3をねらう!!」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年4月28日放送

2024年2月1日木曜日

カドカケ

デストロンに殺された中原博士に花を手向ける風見と純子
2人が立っているのは伊豆の城ヶ崎海岸の岩場"カドカケ"
ピッケルシャークの後方に門脇埼灯台が確認出来る。当時の映像だと見えていないが右側には城ヶ崎吊り橋も見える。同じ位置からそれぞれ当時と見え方が異なるのは灯台は建て替えにより大型化しているので現在は頂部がより大きく見えていて、吊り橋は掛けられた位置が当時よりも高い位置になった為だと思われる。
出典:仮面ライダーV3 第11話「悪魔の爪がV3をねらう!!」 毎日放送/東映/石森プロ 1973年4月28日放送