2019年5月18日土曜日

東映パレス/絵里奈

映画館のポスターを眺めるジュン。田舎から出てきた娘が「海軍横須賀刑務所」を見るかどうかは別として場所は新宿東映会館。現在は東映系のシネコン新宿バルト9になっている。「海軍横須賀刑務所」は1973年11月の公開で撮影時は公開から少し経ってからの頃だろうか。隣には当時人気だった「ヤングおー!おー! にっぽんのじょうしきです!」(こちらも73年11月の公開)のポスターも確認出来る。
 看板には「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」が。こちらは72年公開の作品なのでタイミングを考えると再上映していたのだろうか。
バルト9のそこには6月公開予定の「ガールズ&パンツァー最終章」の看板が掛かる。
 ジュンがウィンドーを覗いていたブティックは先述の地下駐車場からすぐ直近の地下街にあったブティック絵里奈。周囲の映り込みから判断して恐らく眼鏡店の入ってる場所だと思われる。
隣店舗とのシャッターの間にある防火扉枠の位置が一致している(ように思える)。
ブティック店内から映る対面の店舗。非常口灯の位置で判断したが現在ある防火扉が当時の映像では映っていない。もしかしたら地下街の中洲で前後に開いた店舗なので180度反対側だったかもしれない。

国立代々木競技場

代々木体育館へ向かうV3とライダーマン。
井の頭通りをまたぐ通り左が競技場、右が代々木公園。
到着するヨロイ元帥。
背後の建物は「第一体育館」
当時、敷地内にはゴーカート場があった。よく見ると当時は公園の先に西新宿の高層ビルが見通せていた。
様子を伺うV3とライダーマン。
この謎の鷲のモニュメントは体育館とは道を隔てた代々木公園の敷地にある「日本飛行初始之地記念碑」である。
明治43年陸軍により日本初の飛行が行われた地を示す石碑として昭和15年に設置された物。
もちろんここから体育館の入り口は目視出来ない。改造人間であればこそである。
デストロンライダーマンを装いアジトに近づくライダーマン。
 このライダーマンの後ろに見えるのは第2体育館。第1より一回り小さい。
アジトに近づく二人。背後の建物は第二体育館とNHK放送センター。

新宿東口

田舎から家出して上京してきたジュンが新宿駅東口。ルミネエスト(当時は新宿ステーションビル)東側のタクシー乗り場で当時より構造物が増えて同じように見通せない。
 足元のタイルは当時と別の物に。ただ今の物もすでに結構年季が入っていそう。
 東口を出ると最初に目に入ってくる光景。ただし、先のカットでジュンが立っている場所からは見通せない。当時はまだ無いがアルタの西隣で現存する百果園(果物店)、オカダヤ(生地屋)、取り壊されてしまったが三中井(履物店。いつ頃まであっただろうか…)の看板が並ぶ。
 先と同じ東口のタクシー乗り場。当時の乗り場には当然のように鼓型の灰皿が並んでいる。
 先の百果園の方向に歩き出すジュン。昼間に撮影を試みたが流石に人通りが多く断念、早朝に再訪した。週末ということもあって朝でも歌舞伎町方向から多くの人が赤ら顔で歩いてくる。
場所を移動して新宿中央公園南交差点。左から住友ビル、三井ビル、京王プラザホテル、西新宿の摩天楼を見上げ東京で頑張る事を決意するジュン。1973年12月頃の撮影と思われるが三井ビルディングは上階がまだ鉄骨むき出しで建築途中だった事が分かる。現在は東京都庁が建ち当時のカメラ位置からは見通せないので都庁をかわした位置から撮影した。
 これが本来のカメラ位置。絶望的に何も見えない。
 横断歩道の先は新宿中央公園。
出典:第49話「銃声一発!風見志郎倒る!!」

新宿地下駐車場

バダル弾を被弾した風見の手術をするため、デストロンのアジトを知ると思われるジュンを尾行する風見と結城。
ここは新宿の某地下街駐車場。長年の間にペンキが塗り重ねられているが防火シャッターのスイッチ周りのモルタルの凹凸がうっすらとだが一致する。
痛恨のピンボケ。このC-32という表記の場所を探し駐車車両の少ない早朝に行ってみたが焦っていたのかこのアングルを収めた画像がこのピンボケしかなかった。柱のシャッターのレール(ジュンの後ろ)とスプリンクラーのスイッチが一致しているのがわかるだろうか。
当然ながら当時とは別のものが付いているだろうが連なる蛍光灯の列の角度が一致している。
映像では地下駐車場から更に地下にお降りるような演出だが実際には駐車場からワンフロア上の地下街へと上がるための階段。実際に先のカットでジュンが歩いて行った先にある。ドアノブが左側にあるので左にドアがあるようにも見えるが実際には駐車場であるカメラ位置のドアを開けた状態になっている。そのためジュンはカメラをかわして真っ直ぐ歩いてくる。
出典:第49話「銃声一発!風見志郎倒る!!」

2019年5月14日火曜日

新宿西口

人気の無い裏通りを歩く結城を狙うカメレオン。
ここは新宿西口の小田急ハルク裏の一角。結城が歩いているのは老舗居酒屋"ぼるが"の前あたり。カメレオンが潜んでいるのは昭和信用金庫新宿支店の前。建物は当時のままだろうか今も同じ位置に消火栓がある。突き当たりの白いワンボックスの停まってるのが小田急ハルク。"ぼるが"は昔から文化人や映画関係者がよく利用することで知られ寺山修司や山田洋次らが通っていた。もしかしたら携わった内田一作監督もここに通っていたのかもしれない。
 風でゴミペールが倒れたのは"ぼるが"と隣の居酒屋やまとの前。やまとも24時間営業で生ビールが一杯180円という激安人気店。筆者もよく利用させていただいています。
 狙われた結城を庇う風見。背後のとんかつ屋"ほしの"の入った榎本ビルは品川ステーションビルに建て変わっている。
結城を庇ってバダル弾を被弾する風見。 "ぼるが"の軒先きと年季の入った煉瓦塀が映る。
 逃走するカメレオン。後方に青梅街道に掛かる新都心歩道橋が確認出来る。ちなみに最初に物陰から結城を狙っていた場所とは場所が異なる。
 逃げるカメレオンの方向から映像の流れ的には下の1枚目になるはずなのだが交差点中央の道路鋲とマンホールの位置関係からすると90度向きが違い2枚目のアングルと思われ、右上に映り込む角は"ぼるが"のそれ。僅かながら"ぼるが"の軒の焼き台の基礎が映り込んでいる。二人の目線はこのシーン最初にカメレオンが潜んでいた位置とは辻褄が合う。