2019年1月31日木曜日

来島どっく/品部川河口

映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」及び仮面ライダーV3第20話「デストロン四国占領作戦」では物語の舞台として造船所「来島どっく」が登場する。
これは四国で東映の興業を取り仕切っていた実業家坪内寿夫の所有するグループ企業だったからである。他にもフェリーさんふらわあ、ホテル奥道後等が登場するのも全て坪内寿夫の所有、もしくは関連企業だからである。シリーズ人気最高を誇る作品の映画を全て自分のカラーに染めた坪内の当時の影響力が慮られる話である。恐らく地元松山での興業はさぞ成功したのではないだろうか。
このタイアップは番組プロデューサー阿部 征司氏が坪内氏と懇意にしていた事がきっかけで決まった話だとご本人がおっしゃっていた。

松山城から逃げたギロチンザウルスを追って仲間の捕らえられた来島どっくに駆けつけるV3…
異なるシチュエーションで映画、第20話ともに登場する来島どっく大西工場(現:新来島どっく)。
取ってつけたような板看板が付けられた門は本来裏門に当たる場所である。現在では工場の規模も大きくなっていて周囲の塀も背が高く変貌しているが、映像に映るガントレーなどは40年経った今も現役で動いているようである。写真はそれとなくアングルを合わせてみた。
さすがに舞台となる工場内の撮影は出来ないので断念。
上のシーンのひとつ前に工場周辺での撮影箇所があった。
工場横を流れる品部川河口の脇をチェイスするデストロンの車とハリケーン。
このシーンで車の走ってきた先に映画冒頭のシーンが撮られた入り江などが存在している。

出典:映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」 仮面ライダーV3第20話「デストロン四国占領作戦」

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