ヨロイ元帥の謀略により処刑されそうになった結城だったが既の所を助手の科学者たちの手によって助け出される。しかし、助手たちもデストロンに追われる身となってしまった。
逃げた助手を探すデストロンの車が走っていたのは多摩川沿線道路の稲田堤辺り。二ヶ領上河原堰堤のやや上流で劇中も僅かながら堰堤が見切れる。
瀕死の結城の為に助手の片桐の妹、幸江が呼ばれたがカマクビガメに追い詰められてしまう。
地下水道から脱出し、上を通っていた鉄道橋に逃れるライダーマンと幸江。橋の上でV3も登場しライダーマンと共にカマクビガメとの戦闘が始まるが…
この戦闘シーンが撮られた橋は東京都港湾局専用線だった旧晴海橋梁。既に廃線になっているが2024年頃には遊歩道として利用されるそうで現在補強工事が行われている。
だが、晴海橋梁は隅田川の河口に掛かっていて劇中のように橋の下から見上げて撮影するような場所は当時も今も存在しない。では、橋を見上げるライダーマンと幸江はどこにいたか。実はここは生田スタジオから近い京王相模原線多摩川橋梁の下、多摩川の河原で撮影されていた。偶然だろうが橋桁のトラスが同じようなブルーグレーの塗料で塗られているのもあり意識して観ていなければ橋が別の場所だとは気づかないだろう。当時の講談社がここの多摩川の土手に立つライダーマンが撮影されている。
晴海橋梁ではこのように見上げるのは困難だが実際は平坦な多摩川の土手にいる。
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